8月の埼玉県の経済動向・市場動向

 【景気動向指数】⇒景気は下げ止まり
4月のCIは先行指数:65.2(前月比+1.0)、一致指数:59.7(同+1.8)、遅行指数(同+0.2)となった。先行指数は6か月連続の上昇、一致指数は3か月連続上昇、遅行指数は5か月ぶりの上昇となった。埼玉県は、景気の基調判断を上方修正し「下げ止まり」としている。
【個人消費】⇒新車販売は10か月連続で減少
5月の大型小売店販売額は868億円、前年比2.5%と14か月連続で減少した。6月の新車販売台数は13,018台、前年比-13.9%と10か月連続で減少した。
【住宅】⇒持ち直しの動き
5月の新設住宅着工戸数は4,565戸、前年比+0.4%と2か月連続して前年を上回り持ち直しの動きが見られる。
 【雇用】⇒有効求人倍率は0.59倍
 5月の有効求人倍率(季節調整値)は、3カ月連続で同水準の0.59倍となった。有効求人倍率は、横ばいで推移しており、県内の雇用情勢は、依然として厳しい状況が続いているとみられる。